「DISCOVERY JAPAN NIIGATA EM SÃO PAULO 2026」開催概要
2026年8月22日、ブラジル最大の都市サンパウロの「NIKKEY PALACE HOTEL」にて、新潟県産品の輸出促進イベント「DISCOVERY JAPAN NIIGATA EM SÃO PAULO 2026」が開催されました。日本酒やコメをはじめとする新潟県産品を現地の飲食・流通業界の関係者に紹介し、南米最大の市場であるブラジルとの商談の場を設けることを目的としたイベントです。当日はブラジルの飲食・流通業界の関係者ら120人余りが来場し、客席が満席となるほどの参加規模となりました。本イベントの詳細については、事前告知ページをご参照ください。

花角知事が登壇 県産品輸出額は過去最高を記録
イベントには新潟県の花角英世知事が出席し、スピーチを行いました。花角知事は「ブラジルは将来性のある大きな市場で、こうした取り組みを継続する中で裾野を広げたい」と述べ、ブラジル市場を中長期的な輸出拡大の重点先と位置づける考えを示しました。

新潟県によると、県産農林水産物の2025年度の輸出額は86億9千万円に達し、過去最高を記録しています。今回のサンパウロでの商談会は、この実績を踏まえ、ブラジルとの経済的な関係を強化し、輸出のさらなる拡大につなげることを狙いとした施策の一環です。
出展内容と商談の様子
会場には、新潟県を代表する産品を紹介する複数のコーナーが設けられました。ニシキゴイの展示のほか、日本酒コーナーでは「菊水」ブランドの銘柄が紹介され、米菓のコーナーでは新潟が誇るコメ由来の加工品が並びました。調理器具のコーナーでは、包丁やキッチン用品を手がける「YOSHIKAWA」ブランドが出展し、雪平鍋をはじめとする製品が紹介されました。和牛を扱う株式会社ウオショク(ブース表記:UOSHOKU JAPAN)のブースでは、「YUKIMURO SNOW AGED WAGYU」が紹介され、雪国・新潟の熟成技術を生かした和牛の特長が説明されました。


会場では各出展事業者によるプレゼンテーションが行われ、商品の特長や生産背景について、来場したバイヤー層に直接説明する場面が見られました。ブースでは金襴の陣羽織をまとった演出者も登場し、日本の伝統文化を織り交ぜながら商品への関心を高める演出が取られました。会場は終始多くの来場者で埋まり、新潟県産品に対する現地業界関係者の関心の高さがうかがえる結果となりました。
今後の展望
今回のサンパウロでの商談会は、過去最高を更新した新潟県産品の輸出実績を背景に、ブラジルでの具体的な商談機会を創出する場となりました。日本酒、米菓、和牛、調理器具といった多彩な産品分野で現地の飲食・流通関係者との接点が生まれたことは、今後の取引拡大に向けた足がかりとなります。新潟県は花角知事の発言にもある通り、こうした取り組みを継続することで、ブラジル市場における販路の裾野をさらに広げていく方針です。
主催:新潟県 運営:WABITABI ARCH PROJECT 現地協力:ABRASEL